2000.09  LECTURE
上海大阪 広告美術展 スライド&トーク

上海大阪 広告美術展
講演原稿/杉崎真之助

我々が日常もっともよく使う書体は明朝体です。
明朝体が活字として最初に作られたのがここ上海であると聞いています。


●これは日本語の音を漢字に置き換えたものです
 漢字が変化して真ん中の仮名という文字が生まれました

日本語は意味を表す文字--漢字と音を表す文字--平仮名片仮名を組みあわて使います。
そのなかで中心的役割を漢字が演じています。


●これは先程の文字を判子にしたものです


●これはそれをお皿にプリントしたものです


●次に、これはコンピュータで書いた上海と大阪という文字です


●このように、デジタルデータの文字は自由に変化していきます

文字はコミュニケーションデザインのもっとも重要な要素です。
鉛の活字から写真技術による活字へ。そしてデジタル書体へ。

デザインの道具は紙やペンからコンピュータに変わりました。
これは単に道具が変わったということでなく
写真や文字といったデザインの要素が 紙やインクといった物質を媒体にせずに、瞬時に
まったく自由に流通するとができるようになったということです。


●これは今回制作したポスターの文字の部分です
  先程の手法を使いました


●これがポスターに仕上げたものです

上海と大阪。共に漢字の文化と歴史を大事にして
ゆたかなコミュニケーション、情報のデザインを
進めていきたいと思います